シーサー初産

シンバ

2006年07月24日 23:06

私のシーサー第一子は、2005年9月に北中城村の和仁屋(わにや)で創らせてもらいました

写真、向かって右側が、私の初産シーサー君です。


耳がポイントで、ちょっとギズモっぽいところが気に入ってます。
それから これは後になって感じるようになったことですが、
作品としての気負いみたいなものがなく
とにかく楽しんで作っているので、
ただただ勢いがあるところと奔放な雰囲気が好き。

この後いくつか作り進めていくうちに形はどんどん整ってくるのですが、
いまだに私が一番好きなのはこの子です。

創り慣れていくうちに、荒削りなところが鳴りを潜めて表情が落ち着いてきたりしちゃうんですね。
それは成長でもあるし予定通りの出来といえばそうなのだけど、
なんだろう、もっと新鮮だった 自分のシーサーに向かう気持ちへのenvyでしょうか。

習っているヤチムンの先生がよく言うことには(ヤチムンに関して)
「いびつで味のある作品はだんだん出来なくなっていくから、ゆがんでも大事に取っておいて」

あ~、きっと漆喰しーさーも同じで、多分、この雰囲気ってもう出来ない作品なんだと思います。
だいすきな、大事なダイジな1点です。

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