工場に入って最初に目に飛び込んでくるのはこちら
たくさんの生地の山~。
後から分かるのだけど、
かりゆしの生地だとばかり思っていたこれらは、
(だって「かりゆしウェア工場見学」だからそう思うよね!)
なんとトランクスへと変身を遂げるのを待つ生地達だった~!!!
ちょっとした笑撃~
それでは工場のラインを拝見する前に、「かりゆしウェアができるまで」のスライド上映。
これは綿花。
おほっ。
かりゆしウェア作ってる工場といっても
生地の段階からのスタートだと思っていた私、
「畑の段階からこだわってるんだ~」と驚き
これがホンモノの綿花だ~
お花が終わった後にできる実がはじけると、
中から綿が飛び出してこうなります
これは、まだ綿花を集めただけのフワフワの物体~
なんかモコモコで羊の毛みた~い
次は「梳綿」という工程
ゴミを取ったり短繊維を取り除いたりする工程なのだそうです
練条
繊維を平行に揃え、太さを均一にするそうです
縒っていきます
繊維をねじって糸にしないと切れてしまうからだそうで、
混合糸といって、綿70%ポリ30%のものがよく利用されるようです。
無捻糸(むねんし:捻りを加えてない糸)というのもあって、
それはフワフワなのでタオルなどに使えるんですって。
粗紡
もう読んで字のごとく、粗く紡ぐ工程ってことで大丈夫でしょう^^;
粗糸
粗く紡がれた糸ですね。
精紡
粗糸をより細く伸ばし、縒りをかけていきます。
そして、織って布にしていきます
縦糸に
横糸を通していきますね
鶴の機織風景が脳裏に浮かぶのは私だけでしょうか・・・
ツルおばぁの機織風景でもいいと思います。
20年前から寝具・タオルなどの卸問屋として運営されていたこちらの工場ですが、
4年前にインクジェットを導入し、
一昨年の秋からかりゆしウェアの製造が本格化しているそうです。
そして、昨年のかりゆし利用者から集まったアンケート結果がこれ。
そして、お客さまの声を生かして開発したのがこんな糸だそうです。
中央にポリエステルの芯、その周りに綿を巻くことで
「肌触りは良くシワになりにくい生地」が実現!
従来のシルクスクリーンプリントは、
色ごとに版が違うので利用色数は7~8色が限度でした。
が、Kukuruさんが4年前に導入されたインクジェットプリントだと、
色数の制限がありません。
ここからは工場内を実際に見せて頂きます。
生地が届いています。
プリントがきちんと乗るよう、国内から良い生地を仕入れているそうです。
この後に前処理剤というのを施し、
インクがきちんと反応するようにするそうです。
デザイナーさんのお部屋
パソコンを使って、柄の考案中・・・
そして、これがインクジェットプリンタだ!
みなさんのご家庭のプリンタはインクジェットが主流だと思いますが、
あの要領で、端から端までダダダッと一気にプリントが済んでいきます。
でかいし早いっす=3
でも、多少残念なことに、これ、かりゆしじゃなくトランクス用の生地です^^;
そっか~、ど~りでなんか細かい柄の繰り返しだな~と思った
高温で蒸します。色の定着のため。
もっかい言いますけど、トランクスです。
(って、この方が今そう言ってるわけではアリマセン、蒸し機の説明をして下さっています)
どデカ洗濯機で洗います。
なぜフツウにアタ○クとかソ○ランが置いてあるのか訊ねたら、
家庭で洗濯した時の色落ちや縮みなどの検査のためなんだそうです。
洗いで多少縮んだ生地を、
引っ張って元の生地の大きさに戻す工程です。
ここは工場に入った時、最初に見えた風景ですね。
↑この中で
高温で乾燥処理されて、
巻き取られてトランクス用のタンモノ?になっていきます。
<トランクスいたくお気に入り。しつこいって^^;?
縫いこさん達のお部屋です。
作業のお邪魔になりそうでもありますし
多分針とか安全面のこともあったと思います。
このお部屋には入れませんでしたが、
ミシンがたくさん置かれていて、
きっとものすごい要領と勢いで作業が行われているんだと思います。
個人的に、とっても
鬼気に入ってしまったタペストリー
なんか一点もの風だったんだけど。。。
何やら竜宮城にいざなわれそうな・・・
これ、パレオとしてめちゃくちゃ欲しいですっっ
あ、一点もので思い出した!
そうそう、こちらのインクジェットプリンタを利用すると
一着分からプリントすることが可能なので、
例えばクラスTシャツみたいな感覚で「チームかりゆし」とかの注文もできちゃうそうです♪
はい、そして次はカラーコーディネーターの先生がいらして、
見学メンバーのカラー診断と
各人のファーストカラー(一番似合う色)のかりゆしウェアの選出大会です。
「これはPCCS色相関図ですね」
いや~ん先生なんて美人でいらっしゃるの
「これは4シーズンボードといいます」
上段のオータムとスプリングはイエローベースで温かな印象の色合い、
下段のサマーとウィンターはブルーベースで涼しげな印象、です。
てゆ~かキレイなお姉さんがダイスキなシンバちゃん
先生があまりにもタイプでお話そっちのけで先生ばっかり見ちゃいます
(すみません、おやじ目線まっしぐら中で)
「東洋人と西洋人では肌色も目の色も違うし、
似合う色も違ってくるんですよ~」
診断の時には、髪の色、瞳の色、肌色を見ていきます。
じゃ~実際に似合う色の探し方です
同じピンク系でも、どのトーンの色を当てた時が一番顔色が良く見えるでしょう?
というやり方でそれぞれに似合う色をチェックしていきます。
てゆ~か、あのですね、ほんと、すいませぬ、
先生がおきれいでカワイすぎて・・・
このスタッフさんの正解カラーが何だったのか、
聞きそびれてしまった私です大汗
自分の中では一番下のビビッドなピンクが顔色元気に見えるし
きりっと目を見開いているように見えるなぁ~と思ったんだけど、
日本人でこのウィンターカラーに属する人は滅多にいないと先生おっしゃってたので
多分違うんだと思います。。。
これを見ている方は、この写真から正解がお判りになりますでしょうか??
次に、ワヤンさんがモデルのこの診断法が(ワヤンさんも美人さんなのだ~♪)
顔色の変化がとっても判りやすかったのでですが、
目をつぶってしまっていたので余り顔色に影響のないように
白いハートのお目めに処理させていただきました。
あと、ご本人がびっくりするといけませんので小さめにサムネイル表示にさせて頂きます。
左側の薄めのピンクとシルバーカラーのアクセだと、
顔色がすっきりとしすぎてしまうのですが、
右側の温かみのあるピンクとゴールドカラーのアクセだと、
とても健康的な血色のいい顔色になるのです
結果、ワヤンさんはイエローベースの人ということになりました
私はというと、対照的に左側の方が品のいい雰囲気が出るカラー、
ブルーベースとのことでした
イエローベース or ブルーベースの簡単な診断法は、
血色が良くなった時に・・・
頬にオレンジがさす人はイエローベース
頬にピンクがさす人はブルーベース です。
これは、手を下に下げてブンブン振ってから
手のひらの色を見ても同じ診断ができます。
さてさて・・・ということで、私が選んだかりゆしはコレっ
フシギなことに、あたくし、カラー診断してなくてもきっとコレを選んでいました
先生曰く、みなさん直感で「コレが好き」って選んでくるのが
きちんとファーストカラーに当たってるそうです。
半身ずつプリントが違うのとか、ちょ~可愛~んじゃないですかっ?
なんだか、アロハの延長っぽかったこれまでのかりゆしとは一味違うんです。
プリント技術のおかげでかりゆしウェアが新しい時代を迎えている、そんな感じを受けました
私がよくお世話になる職場は、金曜日がかりゆしデーなので、
6月頃からは、金曜日はコレで行って
「おっ!?今日は(も!)ちゅらか~ぎ~だね~♪」と一人ぐらいは言わしてみせます
(無理にでも言わす気マンマンですが)
ti-daスタッフの皆様、kukuruの皆様、
遅い報告になりましたことお詫び申し上げます。
このたびは大変貴重な体験をさせて頂いてありがとうございました。
ものづくりの裏側って、なかなか見られるものじゃありませんものね~、
とっても五感を刺激され、ワクワクしちゃいました
また楽しい企画お待ちしてま~す。
・・・って、あっ
まだクルミンのレポートもあったんだった~っっっ
でも今日は眠っちゃいま~す
ち~~~ん (だって1:55amだもん)