ロールプレイングの落とし穴
今週末の沖縄美浜地区は、そりゃもう大騒ぎの大混雑だった。
隣町に住む我が家にとっては、車が動かない!停められない!
逆に帰ろうと思ったら車が出せない!美浜から脱出できない!
のちょいとした混乱状態・・・。
あのぉ・・・あたし、ジャスコ行きたいだけなんスけど(T▽T)みたいな。
まぁ美浜と言えば普段から活気はある町なわけで週末渋滞はあるんだけども、
この異常事態は何かと言えば、プロ野球のキャンプ・・・?でもない、
なんと「国際映画祭」が開催されていたのだ。
金曜日は国際映画祭の会場になっているビーチの脇にある
「ちゅら~ゆ」にお風呂入りに行ったら、お風呂出たとこで
私の目の前を人々がキャーキャーわらわらと誰かを追いかけて行くのに遭遇。
あまりの喜びように誰が通ったのか近くにいたおばちゃまに伺うと、
エドはるみさん・次課長・はんにゃ
が皆が待ち構えてる通路から外れて「ちゅら~ゆ」前経由で会場入りしたとのこと。
なんだ~、気にして見とけばよかった!
そんなこんなで金曜日に美浜の混雑ぶりを確認していたのにも関わらず、
土曜日は「国際映画祭」じゃなくて「琉神マブヤーショー」が見たくてジャスコ入り。
前日にも増して車動かない停められない混雑ぶり。
それでマブヤーショーは期待した通り最高ぉだったわけなんですが、
今回それはさておきまして、マブヤーショーをたっぷり堪能後、
こんだけ混雑に巻き込まれたンだから
「国際映画祭」どんなのか見てみるか~ってRonの手を引きビーチエリアへ。
すると、ビーチに特設会場が作られていて、その上には
ガレッジやオリラジ、森三中、エドはるみサンら豪華面々・・・
がなんでかカラオケやってるわけなんですよ。
んで、「あるある探検隊!」でブレイクしたレギュラーの人の歌う
尾崎豊で超なりきり「I Love You」を爆笑と共に聴けちゃいました。
笑っちゃったけど、ウマいんですよね。
でもですね、それだけですぐ帰ってきちゃったんです。
というのも、原因はその会場のスタッフさんなんですけど。。。
役割をもらうと、その役になりきろうと間違った「その気」になっちゃう人・・・
いや、その人がってわけじゃなく、「ロールプレイ」と「その気」って怖いですね。
混雑の中で前の人が立ち止まったので、その後ろで立ち止まっていた私達を、
「動線なので進んでください」とスタッフがヒジで小突くようにしてグイグイ押すんですよ。
それはそれは居丈高な、人に対して愛とかいたわりとかのない口調と動作だったんです。
コンクリートの階段が続くその場所で、
勢い良く押されてよろめいた私に手を引かれたRonが転びそうになって。。。
実際誰かがこの場で転んだりしようものなら、将棋倒しが起こる密度で人・人・人なわけですよ。
にも関わらず、よろめき中の私達を更に押しのけながら前の人をこれでもか小突いているという。
私は普段なら3回どころか5回~8回ほど仏の顔を見せられるタイプの人でして、
今ダメダメでもきっと良く出来るようになると信じて
(これは、スクールウォーズ泣き虫先生の教えですな)
数年でもそういう態度で接することができる感じなんですが。。。
今回ばかりは、今このニットキャップ眼鏡を放っておいたら
スタッフTシャツが引き金で事故を起こす!と感じたのでその場で声を出して叱ったりました。
怒りスイッチが結構オンになりずらい場所にあって、
1日後にカチンと来るタイプでもある私にしてはイイ出来だったと思うのです。。。
はい、何かと申しますと、人は役割を演じながら日々を暮らしています。
職業上の役割・家庭内での役割・地域の中での役割・・・。
すると、その中で「オレはこの役割を与えられてるんだからここまでしていいだろう」と
勘違いして調子に乗っちゃうタイプの人が出てきちゃったりするわけですよね。
教師だから生徒にここまでしていい
親だから子供にここまで要求していい
上司だから・・・
夫だから・・・
客だから・・・
実際、虐待をする親に注意指導をすると
「私が親なんだから、シツケに口を出さないでくれ」と言うそうですね。
以前、奇跡体験アンビリバボーで取り上げられた話も思い出されます。
実験参加者を募り、適当に囚人役と看守役を割り当てて数週間暮らさせてみると・・・
ものの見事に看守役は居丈高で暴力的になり暴言を尽くし、
囚人役は自信を失い卑屈になっていき、精神に異常をきたしてしまったという。。。
これは極端な例ですが、
多かれ少なかれ私達は役割を演じながら日々を暮らしていますね。
その中で、役にあぐらかかない心がけ、とても大事だと思います。
人のこの能力をいい方向に生かすなら、
人はなりたい理想の自分にいくらでもなれるんだ、ってことです。
品のいい人
格好いい人
笑顔の人
美しい言葉しか出てこない人
姿勢のキレイな人
立ち居振る舞いのぴしゃっとした人
警官・消防士・CA・ナース・俳優・歌手・アイドル・お笑い芸人
きっときっと、何にでもなれます。
人の能力に落とし穴があることを知り、
知った上で落ちない対策と良く利用すること、ですよね^^
編集後記:
ニットキャップ眼鏡を叱って退散後、足湯で心をほっこりさせることにした私を神の使いが待っていた。
隣になったおばちゃんが、ずいぶんにぎやかだよねぇと言うので
あんな人やこんな人がカラオケやってるよ~と教えてあげると!
「アイヤ~そんな人達遠くから見るより、隣でねぇねぇ見てた方がキレイさぁ~」だって!
Oh~。。。て・て・て・・・天使だ(T▽T♪
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